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歯の脱落が心疾患リスク上昇に関連する可能性
>Medscape
Behavioral Risk Factors Surveillance Systemで、全体的な健康増進における良好な口腔衛生状態の重要性が強調された
Laurie Barclay, MD
Medscape Medical News
Reviewed by Gary D. Vogin, MD
1月10日

歯の脱落が冠動脈性心疾患(CHD)リスク上昇に関連があるというBehavioral Risk Factors Surveillance Systemの知見が『American Journal of Preventive Medicine』2005年12月号に報告された。研究者らは、全体的な健康増進における良好な口腔衛生状態の重要性を強調している。

「動物および地域住民ベースの研究で口腔の状態(歯周病および/または歯の脱落)と心血管系疾患との関連を示す証拠が増加しているにもかかわらず、これらの関連の程度を決定するにはさらなる研究が必要である」と米国立疾病管理センター(CDC)米国立慢性病予防・健康増進センター(ジョージア州アトランタ)のCatherine A. Okoro, MSらは記述している。「さらに、口腔衛生と心血管系疾患との関連を疑問視している研究もある」。

研究者らは22の州およびコロンビア特別区に居住する年齢40-79歳の成人41,891例を対象とした継続的な電話調査である、Behavioral Risk Factor Surveillance Systemの1999-2002年のデータを分析した。

歯の脱落の程度と心疾患有病率の間に有意な相関が認められた。年齢、性別、人種・民族、教育、配偶者の有無について調整後、すべての歯が残っている参加者に比べ、1-5歯脱落、6-31歯脱落、もしくは無歯の参加者では、心疾患を有する割合が高かった(調整保有率:5.3%に対して、それぞれ6.8%、10.2%、11.5%; P<0.001)。さらに喫煙状況、糖尿病、アルコール摂取、高血圧、高コレステロール血症、肥満度指数について調整した後(4.7%に対して、それぞれ5.7%、7.5%、8.4%; P<0.05)、もしくは年齢群(40-59歳と60-79歳)および喫煙状況別に層化した後でもこの関連は消失しなかった。

「歯の脱落は自己申告による心疾患保有率と段階的かつ一貫した関連がある」と著者らは記述している。「健康増進のためのカウンセリングは、心血管系疾患の危険因子の予防と管理ならびに良好な口腔衛生状態の維持からなるべきである」。

研究の限界には、妥当性が確認されていない自己申告データを使用したこと、タバコとアルコールの交絡作用を完全に除去することが困難であること、身体活動について調整できなかったこと、回答者の14%では世帯年収を報告しなかったため、世帯収入ではなく教育レベルによる調整が行なわれたこと、施設入所者、電話非加入者、調査完了が不可能な人が除外されたこと、国全体への一般化ができない可能性があること、横断的デザインであったことが挙げられる。

「歯の脱落と心疾患との関連は、一般集団においてこの2つの状態が蔓延していることから、公衆衛生上かなり注目に値する」と著者らは結論している。「さらなる研究が必要である、歯の脱落単独または他の口腔感染症の存在下で心疾患の独立した危険因子であるかどうか、もしくは不健康な行動の指標であるかどうかを決定するにはさらなる研究が必要である」。

著者らは、関係する金銭的関係を報告していない。

米国歯内療法医協会会長であるMarc Balson, DDSによれば、米国の無歯の高齢者数は約20%減少したという。

「これは米国人の口腔衛生にとってだけでなく、心血管系の健康にとっても良いニュースである」とBalson博士はニュースリリースにおいて述べた。

Am J Prevent Med. 2005;29(supp 1):50-56

四葉院長小野兼義のコメント:口腔内の感染症(主に歯周病)があれば、歯の欠損につながる。
歯周病の患者さんの歯周病原因菌が心筋梗塞部、脳梗塞部から頻度高く発見されたとの報告があり、歯周病を撲滅すると心筋梗塞、脳梗塞のリスク・ファクターを減らすことが出来るといわれている。
今回の研究は、歯の欠損と心筋梗塞との関連性を論じたものであり、他の要素(喫煙、他血液生化学的データ等)を差し引いても関連性があるという結果を得たものである。
やはり全身の健康を達成するために、口腔衛生指導、歯周病治療が重要であることがわかる。

| 隣接医学 | 04:29 PM | comments (x) | trackback (x) |
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